満田晴穂が自在置物作家になった理由とは?

未分類

自在置物って何?って思う人もいるでしょうが、その正体は江戸末期から明治にかけて発展した金属工芸品です。

しかし普通の工芸品とは違い、まるで本物のように動くことで自在置物と呼ばれています。

動く金属工芸品って何だか興味深いと思いませんか?

そこで今回は、この江戸時代から続く技術を継承した、国内唯一の自在置物作家である満田晴穂について調べてみました。

ぜひご一読ください。

スポンサーリンク

満田晴穂が自在置物作家になった理由とは?

満田晴穂には大学の授業で出会った職人がいます。

それが自在置物師の冨木宗行です。

出典:美の巨人たち

冨木と出会った満田は、その日のうちに冨木に弟子入りを志願したといいます。

そんなことは普通の人生ではなかなか経験できないですよね、よっぽど衝撃を受けたんでしょうね。

過去のものと思い込んでいた自在置物が、現代まで継承されていたことに感動し、その日のうちに弟子入りを申し込んだ

出典:情熱大陸

そして、冨木に出会うことによって、満田の自在置物作家としての人生がスター卜するのです。

スポンサーリンク

満田晴穂の幼少期と学生時代は?

1980年、鳥取県で生まれた満田晴穂は幼少期から里山で遊び回り、昆虫と触れ合っていました。その後、就学期には千葉で過ごすことになります。

幼い頃から昆虫を観て育ったんですね。それらが現在の作品の細部を再現することができる理由の一つになっているんでしょうね。

出典:Twitter

出典:古美術鐘ヶ江

小さい頃はヤドカリになりたかったという発言もあります。

出典:sumally

そして、東京芸術大学美術美術学部工芸科に入学した満田晴穂は、授業の一環であった古美術研究の旅行にて、後の師匠になる冨木宗行と出会いました。

東京芸大出身とは!一流の美大出身だったんですね。

修士課程彫金研究室を卒業した満田は横浜市にて活動をはじめます。

今までに作った生き物は、人気のクワガタの他にもゲジゲジなど150種類以上というから、よほど昆虫類が好きなんでしょうね。

満田の持ち味は、徹底した観察眼と緻密な手業にある。本物の標本を隅々まで解体し採寸。普段は閉じられて見ることの出来ないオニヤンマの口のなかでさえ、金属で精密に再現する。本物と見紛うほどの作品たちは「たまたま金属で生まれてきた命」とも評されるほどだ。

出典:情熱大陸

一度実物を観てみたいものです。

スポンサーリンク

満田晴穂の意外な素顔

こちらは本人のTwitterから

プラモデルとゲームを愛してやまない40歳。 どうぞよろしくお願いします。

本人Twitter

どちらも作品作りに通じる物がきっとあるのでしょうね。

そして

出典:Twitter

そうでしたか、かなりの甘党みたいです。スイーツのツイートかなり多め。

現在は七宝作家の奥様と娘の3人暮らしとのことで、あたたかい家庭を築いていらっしゃるようです。

まとめ

いままで聞いたこともなかった自在置物という作品にとても興味をもちました。そしていつの日かこの作品を観てみたいと思います。

コメント