最近よく聞かれるようになったグルテンフリーとは、小麦などの麦類に含まれるグルテンを使用していないという意味で使われています。
つまりグルテンフリーと表記されているのは、小麦などの麦を使用しない代わりに、代用となる食材を原料に使用して作られる製品のことなのです。
最近ではパスタ、パン、のような代表的な小麦を使用した食材の他にも、グルテンフリーの製品がで出てきていますね。
そこで今回はグルテンフリーのパスタはほんとうに美味しいいのか?を検証してみました。ご一読ください!
グルテンフリーのパスタは美味しいの?
グルテンの成分が粘りなどの食感を出すので、グルテンフリーのパスタは、パサパサしているイメージを持つ人もいるかもしれませんが、
以前食べたグルテンフリーのとうもろこしと米粉で作られたパスタは、かなり美味しかったです!
味も食感も小麦で作られたパスタとほとんど変わりませんでした。あえて言うなら、茹でている時に少し独特なにおいがするかなぁというくらいです。
これは味付けしてしまえばわからなくなるレベルなので気になりません。
パスタは、そばなどと違いしっかり味付けをしますので、味付けをしてしまえば素材の味がそこまではっきりわかるものでもないのですよね。
もちろん小麦本来の味が好みの人なら素材にこだわるのかもしれませんが、ぼくはそこまで違いがわかりませんでした。
その他にも米粉だけのパスタもありますが、食感が小麦とは少し違うかなと思います。モチモチ感はあるのですがこちらは好みがわかれそうです。
グルテンフリーのパスタの種類とは?
グルテンフリーとは言え、形状も、スパゲッティ、ペンネ、フジッリと豊富に揃っているんです。
Photo by Immo Wegmann
パスタを作る小麦粉の代用食材なので、その小麦に変わる食材はやっぱり粉になるものなんですね。
なかでも、とうもろこし粉と米粉はよく知られています。どちらも癖がない素材なので、小麦とのギャップはほとんどありません。
珍しいのはそば粉やキアヌを使用したもので、栄養素も高めとなっているようです。
グルテンフリーが求められる理由
そもそもどうしてグルテンフリーの製品があるのかと言うと、グルテンに対するアレルギーが問題視されているからなんです。
アレルギーと言えば、肌がかゆくなる、ブツブツが出るなどの症状を思い浮かべると思いますが、
日常からなんとなく調子が悪い、疲れる、体がだるい、イライラするというような症状が食品のアレルギーで引き起こされるというのはあまり知られていません。
実はグルテンでこのような症状を引き起こすことがわかっています。
グルテン不耐性(過敏症)の症状はどんなものかというと、主に次のようなものがあります。
腹痛、下痢、便秘、逆流性食道炎、腸の不調、頭痛(偏頭痛含む)、めまい、なんとなく頭がすっきりしない、貧血、むくみ、関節の炎症、疲労感、倦怠感、うつ症状、低血糖、じんましん、ビタミン・ミネラル欠乏症、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん/二の腕や背中などにできるブツブツ)。
DRESSより引用
グルテンに対する不耐症は欧米ではかなり有名になってきていますし、日本でも知られてきています。
そんな方が小麦製品を一時期やめてみたら調子がよくなったという事は実際によくある話なんです。
まとめ
とはいえ、小麦製品を食事から全て排除するのはとても難しと思います。
というのも、スーパーなどで食品の内容表示を見てみるとほとんどの食品に小麦が使用されているからなんです。
その上、グルテンには中毒性があるので、ついついパンが食べたくなったり、ラーメンが食べたくなるのはそのせいなんです。
でも美味しい食事は人生の楽しみでもあるので辞められないですよね。
なので、もし自分の健康にグルテンが良くないなとわかった時は、代替えにグルテンフリーの製品を選択肢の一つにしていただければと思います。
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